伝統の技を体験

高岡 金太郎温泉から車で70分

【体験レポート】高岡鋳物の聖地「鋳物工房 利三郎」の製作体験

こんにちは、金太郎温泉スタッフの稲村です。私たちは高岡市の金屋町にある「鋳物工房 利三郎」へ、錫製品の製作体験に行ってきました。その時の様子をお伝えします!

5種類から選択!

高岡市の金屋町にある「鋳物工房 利三郎」は、400年の歴史を誇る高岡鋳物の聖地。門構えも立派です。
 

製作できるのは風鈴、ペーパーウェイト、箸置、小皿、ぐい呑みの5種類。今回はスタッフ数名で訪れ、それぞれが作りたいものを選びました。

私は風鈴を選択。渡された砂型に梨と稲穂の絵を書き込み、その後、イラストの彫り込みの作業をおこないましt。これがとても大事な工程で、彫りが甘いと形がきれいに浮き出てこない、とのこと。ポイントは彫りだした砂をちゃんと掻き出すことで、砂が残ったままだと彫りが歪んでしまうそうです。

火入れ!

ここまでできたら工房主さんへ提出し、火入れの工程に入ります。
砂型に火が灯り、いよいよ錫の流し込みの工程です。青く白く輝く固形の錫が炎に熱されどんどん液体化していきます。そうして液体になった錫が砂型に流し込まれ、無事に形ができあがりました!

ほっと一息

錫を流し込んだあとは、1時間ほどの待ち時間がありました。待ってる間はやることがないかな、と思っていたのですが、それは杞憂でした。工房の入口はお土産コーナーにもなっており、伝統の鋳物製品がずらり。さらに、工房内には著名な方々の砂型が製作記念として飾られてありました。ぜひ探してみてください。カフェコーナーも併設されているので、カフェでのんびり過ごすのもおすすめです。

ついに完成!

できあがった製品がこちら!

残念ながら、彫りがあまく、全てがくっきりとは出ませんでしたが満足のいく出来上がりになりました!彫りは、かなりしっかり入れないと淡くなってしまうので、みなさまが体験する際はご注意ください。

短時間で自分だけの作品を仕上げることができ、とても楽しかったです。機会があればぜひ、みなさまも「鋳物工房 利三郎」での鋳物体験にトライしてみてください!
 

詳細情報&アクセス

「鋳物工房 利三郎」基本情報
住所:富山県高岡市金屋町8-11
ウェブサイト

金太郎温泉からの行き方
①無料シャトルバス・電車を使う方法
・金太郎温泉から、無料シャトルバスで魚津駅へ(約10分)
・魚津駅からあいの風とやま鉄道に50分ほど乗り高岡駅へ。
・高岡駅から徒歩約20分で「鋳物工房 利三郎」に到着します。
 
※無料シャトルバスの時刻表はこちら
 
②車を使う方法
約1時間(地図はこちら

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