富山の観光スポット

黒部市

初代富山県知事邸!北陸の銀閣「松桜閣」(黒部市)

こんにちは!金太郎温泉スタッフの渡辺です。
新幹線でお越し頂いているお客様からは「新幹線駅の周りには何か見るものがありますか?」という質問をよくいただきます。
今回は、新幹線駅【黒部宇奈月温泉駅】から250mほどの近さにある「松桜閣」をご紹介します!

意外と知られていない穴場!黒部宇奈月温泉駅からわずか250m

待ち時間の散策にぴったり!北陸の銀閣「松桜閣」

「松桜閣」は黒部宇奈月温泉駅からわずか250mほどの距離にある初代富山県知事・国重正文が住んでいた私邸です。
日本の茶道様式に基づく、数奇屋造りの建築様式で建てられ、「北陸の銀閣」と呼ばれています。

黒部宇奈月温泉駅からの道順は、山側に向かって進むと標識が出ていますので迷うことなく行くことができます。
また、お車の方でも専用の駐車場があるので便利です。

富山県を代表する名園

日本の伝統感じる松桜閣の庭園へ

庭園への入場は、入口横の窓口で受付をします。
入場料は300円、庭園散策のみなら100円(山門前の協力金箱への投入)です。

表門をくぐり抜けると広がる景観はまさに日本の庭園。
庭の草花や池、石橋など落ち着きのある別世界に紛れ込んだ気分になります。

琵琶湖の形を取り入れた池と茶室

入門後、すぐ左側にある池は琵琶湖の形を取り入れており、大滝と小滝が落ちています。

池には、数匹の鯉が泳いでおり優雅さが伺えます。また、池の真ん中に建てられた茶室も風流を感じさせます。

楼閣数奇屋づくりの松桜閣

開放的な「和」の空間

表門より参道をまっすぐに進むと松桜閣が見えてきます。
中に入るとすぐ傍に階段があり、2階まで拝見することが可能です。

1階は和風の「座」の空間で、居ながらにして外が眺められるように目線の高さにガラスの入った障子戸になっています。

2階は肘掛縁が廻っていて、景色を楽しめる開放的な空間となっています。
縁は磨き丸太の柱や桁を用いており、それぞれに雨戸がついていて眺望を楽しめます。

 

趣ある灯篭と庭石

風流な庭園を散策

日本庭園や神社、寺院によくある灯篭や庭石は松桜閣庭園にも複数あります。
それぞれに名前がついており、特徴を見て回るのも楽しみのひとつです。

名前の通り亀の形をした亀石が2か所あるのですが、パンフレットで位置を確認するまで気づきませんでした。ぜひ、パンフレットなしで探してみてください。

アクセス

金太郎温泉のシャトルバスや新幹線の待ち時間の散策にぴったりな松桜閣。
駅から約250mの近さですので、ぜひ訪れてみてください。

開館:4月~11月 午前10時~午後4時
休館:毎週水曜日
住所:富山県黒部市若栗2774
管理事務所TEL:0765-32ー4332

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