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立山

立山の自然を肌で感じる!称名滝サイクリング

こんにちは、フロントスタッフの坂東です。今回は立山町にある落差日本一の滝、称名滝へE-BIKEでサイクリングをしてきました。その様子をご紹介します。

立山駅前でE-BIKEをレンタル!

2022年10月、立山駅の目の前に、「LOCOMOTION COFFEE AND BED 」というカフェとゲストハウスが一体となったお店ができました。こちらには立山町観光協会の観光案内所も併設されており、レンタサイクルの貸出も行っています。

今回は、こちらでE-BIKEを借りて称名滝まで向かいます。立山駅-称名滝の往復で、2時間から2時間半ほどかかるコースです。

〈レンタル料金〉
2時間:2,000円
半日(3時間):3,000円
1日:5,000円
保証金:3,000円(返却時、紛失や破損がなければ返金)
〈営業時間〉
LOCOMOTION COFFEE AND BED での貸出は、金・土・日・月・祝日となっています。
月によって異なるので、詳しくは立山町観光協会HPをご確認の上ご利用ください。
レンタルできる自転車は、モンベル社製の電動アシスト付マウンテンバイク。ヘルメットとグローブも貸し出していただけました。本格的な自転車と装備に、ワクワクが高まります!

貸出の手続きを終えると、観光協会の方がアシストやギアの使い方、注意点などを教えてくださいます。アシストの段階は、「OFF」「ECO」「NORMAL」「HIGH」の4段階ありました。一番斜度が大きい坂道ではHIGHだけでは登り切れないため、ギアも軽くするのがよいそうです。

試走して自転車の使い方に慣れてから、出発させていただきました。丁寧に使い方を教えてくださるので、電動アシスト付自転車やマウンテンバイクに乗ったことがない方でも、安心して利用できます!

サイクリングスタート!

称名滝へは、「レストハウス称名」というお店まで自転車で走ることができ、そこから称名滝までは歩行者専用道路となるため歩いて向かいます。自動車でお越しの方は、レストハウス称名の手前に駐車場があるのでそちらにお停めいただけます。

立山駅から「レストハウス称名」まで約8km、その中間地点ほどの場所には「ルート・カツラ」と「ドライブイン剱」というドライブインがあります。まずは、ドライブインを目指しサイクリングスタートです!
立山駅の踏切を渡り称名川を越えると、右に曲がり、あとはひたすら直進です。行きは上り、帰りは下りになります。
最初から緩やかな坂が続きますが、電動アシストのおかげで快適に進めます。鮮やかな緑の木々に癒されながらの、楽しいサイクリングです。

しかし、この日は9月半ばにもかかわらず気温が30℃を超えており、思いがけない暑さに体力を奪われていきます……。傾斜も次第に強まり、アシストをHIGHにしないと進みづらくなってきました。
汗だくになって20分ほど漕いでいくと、中間地点のドライブインに到着しました! ここで自転車を降り、水分補給をします。

観光協会の方によると、この先はさらに斜度が大きくなるため、体力がある方でも一度このドライブインで休憩するのがおすすめだそうです。

レストハウス称名まであと4km!

一息ついたら、レストハウス称名に向けて再出発です!

説明を受けた通り、ここからはアシストは常にHIGHで、ギアも軽くしないと思うように進めないような傾斜になってきました。ECOモードだと、アシストが付いていないように感じるほどです。所々にある木陰を嬉しく思いながら、なんとかペダルを漕ぎます。
途中何度か休みながら走り続けると、ようやく駐車場が見えてきました!!立山駅からここまで約8km、45分ほどの短時間でしたが、達成感を感じました。
駐車場から少し上ったところにあるレストハウス称名に自転車を置き、称名滝まで歩いて向かいます。

いよいよ称名滝へ!

20分ほど歩き、称名滝を目の前に眺める、称名橋に到着しました!滝の目の前に来ると水しぶきを感じ、急に涼しくなった感覚がします。

私自身、称名滝は、室堂まで向かう立山高原バスの車内からしか見たことがなかったため、その迫力に驚きました。滝つぼに流れ落ちていく水の勢いに、自然のエネルギーの強さを体感しました。

滝から流れ、川になってゆく水面もとても澄んでおり、眺めているだけで癒されました。
称名橋から少し階段を上ると、4段に折れながら流れる称名滝を見られる、滝見台園地もあります。
ここからだと4段に流れていく様子が見えるので、ぜひ滝見台園地まで歩いてみてください!

帰りは悪城の壁に寄って!

称名滝に別れを告げ、あとは上ってきた道を下るだけですが、最後にもう一つ見どころがあります。

それは「悪城の壁」!高さ約500m、長さ約2kmにわたって連なる溶岩でできた壁です。
ドライブインとレストハウス称名の間にありますが、行きでは疲れていて景色を眺められなかったので、帰りに訪れることにしました。
道路沿いに、駐車スペースもある展望台があるので、自転車から降りゆっくりと眺めることができました。自然が作り出した一枚岩は壮大でした。

悪城の壁で少し休憩して、ここからは立山駅に向かってひたすら下ります。
下りはかなりスピードが出やすいため、自動車に気を付けながら焦らず下りましょう。

立山駅まではゆっくり写真を撮りながら、35分ほどで戻ってきました。

サイクリングの後はカフェでランチ!

E-BIKEを返却した後は、併設するカフェでお昼ごはんを食べることにしました!
どれもおいしそうで迷いましたが、一緒に行った同僚とそれぞれスパイスカレー、オムライス、ハンバーグを注文しました。

ランチには、小鉢、スープ、フリードリンクがセットになっています。私はオムライスを選んだのですが、固めの薄焼き卵もケチャップライスも本当においしかったです!一緒に行った同僚も、「おいしいおいしい」と最後の一口までカフェごはんを楽しんでいました。

カフェはドリンクやデザートも充実していました。

ソフトクリームは、ミルク感が強くなめらかで疲れた体に甘さが沁みました。周りにもソフトクリームを食べている方がたくさんいらっしゃいました。

内装も明るくおしゃれな雰囲気なので、サイクリング後にお話ししながらゆっくりランチをするのにぴったりだと思いました!

称名滝サイクリングで立山の自然を感じてみてください!

称名滝へのサイクリングは、自然豊かな道を楽しみながら汗を流せるのでとても気持ちよかったです!富山に住んでいると車での移動が多いですが、車では味わえない爽快感がありました。

しかし、行きはずっと上りで、E-BIKEでも大変な箇所があるので、無理をせず休憩を取りながら利用しましょう。

ぜひ県外からお越しの方も、県内在住の方も、サイクリングならではの爽快感を感じに行ってみてください!

〈番外編〉バスでの行き方

立山駅から称名滝へはバスも出ています。遠方から電車でお越しの方も、お気軽に称名滝を観光していただけます。
称名滝からの帰りのバスも、ちょうど観光を終えるくらいの時間で設定されているので安心です。

本数自体は多くないので、時間をあらかじめ決めてからのご乗車をおすすめします。

「LOCOMOTION COFFEE AND BED」基本情報

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂42
TEL:076-456-4680
ウェブサイト
インスタグラム


金太郎温泉から立山駅までの行き方

車で行く方法(約1時間)

②無料シャトルバス・電車を使う方法
・金太郎温泉から、無料シャトルバスで魚津駅へ(約10分)
・魚津駅から地下道を進んで新魚津駅へ
・新魚津駅から富山地方鉄道に乗り、寺田駅で乗り換え、立山駅へ(約1時間30分)

※無料シャトルバスの時刻表はこちら

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