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魚津

支配人おすすめ!穴場をめぐるディープな魚津&黒部旅

こんにちは、とやまめぐり編集部の曽我美穂です。

今回私は、魚津で生まれ育った金太郎温泉支配人の浦崎将寿さんに、魚津と黒部のおすすめの穴場スポットを案内していただきました。これまで何度も訪れている魚津ですが、新しい発見ばかりの楽しい旅となりました!

【時間の目安】
車を降りなければ2時間、
立ち寄りをする場合は3時間ほど

海と山が見えるぶどう畑

最初に訪れたのは、金太郎温泉のすぐ近くにあるぶどう畑です。この辺は景色がとても美しく、遠くに海が、反対側を向くと雄大な山々を見渡すことができます。

素敵な雰囲気の「KANATA WINERY」

次に向かったのは、金太郎温泉から車で3〜5分で行けるKANATA WINERY(カナタワイナリー)です。2023年の秋にオープンしたばかりの同ワイナリーは、近くの自社農園のぶどうを使ってワインを作っています。訪れた日は休業日だったのですが、中を見ることはできなかったのですが、建物もその周辺も、とても素敵な雰囲気でした。

散歩にぴったりの「花の森・天神山ガーデン」

ワイナリーから車で1分、場所としてはすぐ隣にある「花の森・天神山ガーデン」は散歩におすすめの穴場。時期により観覧料が変わるのですが、あまり花が咲いていない秋の時期は無料で入れるようになっていました。でも、秋ものんびりと落ち着いた雰囲気でよかったです!

夜景がきれいなぶどう畑

次に向かったのは、「花の森・天神山ガーデン」のすぐ近くにある「のらカフェ」の先にあるぶどう畑。「のらカフェ」は残念ながらお休みだったのですが、カフェの庭からの景色が最高なので、営業日に来た際はぜひお立ち寄りください。

なお、「のらカフェ」の先にあるこのぶどう畑の周辺は、昼間も良い雰囲気ですが、夜は電気がほとんどないので星がたくさん見えるそうです! 

山エリアのドライブ後は、海へ。魚津は山から海があっという間で、10分もしないうちに海の横を走っていました。

海のお土産は「ハマオカ海の幸」で

「ハマオカ海の幸」のお店の方はとても親切で、何を買うべきか質問するといろいろ教えてくれます。店には、お土産にぴったりの海の幸がたくさん並んでいます。お店のセンスが良いのもポイント! オリジナルのひものや昆布巻きのパッケージのデザイン性が高いのでギフトとして買うのにもぴったりです。なお、そのすぐ近くにある「はりたや」さんもおすすめだそうです。

おいしさに感動!「魚づ鱒寿し店」 

「魚づ鱒寿し店」 は、ます寿司の一段と二段のみを販売しているお店です。ますが厚くうまみたっぷりで、夕飯に食べた時に家族で大感動しました。酢飯もおいしく、分厚いますの良いアクセントになっていました。寿司はお店によって特徴があると聞いてはいましたが、まさにこの店はまた買いに行きたくなるます寿司屋さんでした!

釣りに行く前に立ち寄りたい「寺林釣具店」

「寺林(てらばやし)釣具店」は魚津駅にも海にも近い場所にある釣具屋さんで、釣り好きの浦崎さんが足繁く通っているお店です。釣具も餌も種類が豊富! お店の方がとても優しい雰囲気で癒されました。また、飾られているたくさんの魚拓を眺めるのが面白かったです。

おすすめの釣りスポットは「海の駅蜃気楼」の裏!

今回、浦崎さんがおすすめの釣りスポットも案内してくださいました。それは「海の駅蜃気楼」の裏のこちら! 海から山を見渡せるスポットで、景色の良さから小学生の写生大会で使われることもあるそうです。トイレやちょっとした買い物に「海の駅蜃気楼」に行けるのも便利です。

「石田フィッシャリーナ」もおすすめ!

「石田フィッシャリーナ」のおすすめポイントは海の上を歩ける橋があることです。釣り人だけでなく、ちょっと立ち寄る方も、この橋から楽しく海を眺めに行くことができます。

もちろん、釣りにもぴったりの場所で、釣りバカ日誌のロケ地になったことでも有名です。私も家族と釣りに行き、たくさん釣ることができました。さらにこの漁港は利用料が無料なところ、きれいなトイレを自由に使えるところも嬉しいポイントです。

「皇国晴(みくにばれ)酒造」の裏にある生水(しょうず)

石田漁港の近くにある、「皇国晴(みくにばれ)酒造」は、裏に自由に飲める「岩瀬の生水」という湧き水スポットがあります。酒造の裏にあるのでちょっと入りにくい雰囲気ですが、ここは誰でも入って飲めるそうです。少しだけ海水が混ざっているから塩辛いです。癖になるおいしさでした!

ここの直売所では「レトロ」というお酒を購入しました。パッケージもお値段もかわいかったです。

おいしい昆布をゲット!「四十物(あいもの)昆布」

「四十物昆布」は、黒部市の拠点を構える昆布の卸と加工を手がける企業です。その直売所は昆布好きにはたまらない、昆布の宝箱のような場所です。

こちらのお店のおすすめは、昆布の王様と呼ばれる羅臼昆布100%のとろろこんぶです。また、直売所ならではのものとして、半端ものの昆布が格安で売られており、私は500円のパックを買いました。煮物やみそ汁に使っているのですが、柔らかく、味も深く、普段の料理のおいしさをアップさせる魔法のような昆布です。浦崎さんが連れて行くお客さんも、みんなこのお店が大好きで、たくさん昆布を買って帰るそうです。

創業50年以上の「とんかつや」でお昼ごはん

お昼は、浦崎さんが子どもの頃から通い続けている創業50年以上の地元の人たちから愛される「とんかつや」でいただきました。

看板メニューの「とんかつ定食」は薄めのサクサクの衣で抜群の揚げ具合のカツが本当においしかったです。脂身もさっぱりいただけて、食後お胃腸にもたれないところがすばらしいと思いました。味噌汁も、味が濃くないのでちょうど食べ進めやすく、キャベツもサクサクで新鮮そのもの。ごはんもたき加減が抜群でどんどん食べ進められました。

浦崎さんは、このお店に「1~2ヶ月に一度は来ている」とのこと。その気持ちが分かる、定期的に訪れたくなるお店です。

「大崎丸善」で和菓子を購入!

最後に立ち寄ったのは和菓子屋さんの「大崎丸善」です。浦崎さんのオススメは、かりんとう饅頭。今回もフロントスタッフに電話をしてお土産に人数分買っていました。私も食べてみたのですが、サクサクの皮とほどよい甘味のこしあんが相性抜群で本当においしかったです。「きなこもち」もぷるぷるの食感で優しい甘みが伝わり、訪れるたびに買いたくなる味でした。

浦崎さんに魚津の穴場を案内していただき、あらためて「魚津は本当にいいところだな」と実感しました。どこに行っても会う方が気軽におしゃべりをしてくださり、心癒されました。みなさんもぜひ、気になった穴場スポットに行ってみてください!

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