富山の観光スポット

【とやまめぐり体験記】上越出身の私が“ぶらり旅”に同行して見つけた魚津の魅力

こんにちは、フロントスタッフの横田です。
新潟県上越市出身で、金太郎温泉に勤め始めてまだ日が浅い私が、
先日、お客様と一緒に「ぶらり旅」ツアーに同行し、魚津の自然や人の温かさにふれる体験をしてきました。

魚津は「水のまち」なんだと実感

ぶらり旅に参加してまず感じたのは、魚津は“水”と深くつながっているまちだということです。
立山連峰に降った雪や雨が、地下水や川となり、海に注ぎ、また水蒸気になって雲をつくり、山に雨を降らせる。
この循環を、実際の景色で感じられる町ってすごい!と思いました。

ぶらり旅|当日のスケジュールと感想

10:30 金太郎温泉 出発

行き先は、前日からロビーに掲示されているのですが、
「この季節はどこが見頃かな?」「去年は〇〇に行ったのよ」など、
出発前からお客様同士の会話が弾んでいました。
私自身も、「今日はどんな景色に出会えるんだろう」とワクワクしながらバスに乗り込みました。

花の森・天神山ガーデン

この日はちょうどシャクヤクが見頃で、一面に咲き誇る花の中を歩く時間はとても心地よいものでした。
「観光というより、のんびりお散歩気分で楽しめるね」とお客様。
地元の方が丁寧に育てているこのガーデンには、地域の日常のあたたかさがにじんでいて、私自身も癒されました。

東山円筒分水槽(いちばん人気のスポット!)

この日のぶらり旅で一番人気だったのが、東山円筒分水槽です。
円形の水路の中央から、まるで下から湧き出るように水が立ち上がり、
くるくると回りながら3方向へ分かれていくその様子に、
お客様から「すごい!」「こんなに水が流れてるの!?」と驚きの声があがっていました。
私も初めて見ましたが、水の量の多さと勢いに本当にびっくりしました。
「この水が田畑を潤し、やがて海に流れていくんだ」と聞くと、
自然のリズムの一部を体感できた気がして、胸に残る風景となりました。

石田フィッシャリーナ

この日は少し雲がかかっていましたが、海の上から見る立山連峰はやっぱりきれいでした。
水面のきらめきと山の稜線が重なる風景は、どこか幻想的で、しばらく見とれてしまいました。
お客様からも「ここが一番印象に残ったかも」との声もありました。

▲ お客様から声をかけられて記念撮影。自然な笑顔が旅の空気を物語っています(掲載許可済)

海の駅 蜃気楼(昼食・観察・お買い物)

お昼は「海の駅蜃気楼」で自由昼食。
私も何組かのお客様とご一緒して、バイ飯定食をいただきました(支配人おすすめ)。
ふっくら炊かれたご飯とバイ貝の旨味がしっかり染み込んでいて、これは確かにおいしい…!
別のテーブルでは、お客様同士が鮮魚コーナーで選んだお刺身や地元総菜を囲んでピクニック気分に。
写真にもご協力いただき、皆さんの笑顔が印象的でした(※掲載許可済み)。
 
そしてこの日は、蜃気楼も観察できました!
望遠鏡をのぞきながら「どれが蜃気楼?」「すごい、揺れて見える」と盛り上がる皆さん。
魚津ならではの、“日常にすっと入り込む奇跡”のような光景でした。
 
▲ お客様から声をかけられて記念撮影。自然な笑顔が旅の空気を物語っています(掲載許可済)

13:00 金太郎温泉に帰着

「ちょっとだけ観光できてよかった」「移動もらくちんで助かった」
そういったお声をいただけたのが何より嬉しかったです。

ロビーも“水の循環”を表現していた

実は、金太郎温泉のロビーにも魚津の水循環をイメージした造りがあるんです。
ラウンジ「MOKU」=立山の“森”、向かいの「北前船」=海の“港”、
その奥には魚津の海を映した“蜃気楼”の写真。
この配置が、まるで山から海へ、そして空へと水が循環していく様子を表していると知ったとき、
「金太郎温泉ってすごく考えられて造られているんだな」と、ちょっと感動しました。

▼ ご予約について(今だけ限定!)

このぶらり旅ツアーは、【6・7・9月限定】のぶらり旅付き宿泊プラン(松・竹会席)をご予約の方のみご参加いただけます(各日20名限定)。
【松会席】ぶらり旅付き宿泊プランはこちら
【竹会席】ぶらり旅付き宿泊プランはこちら
※プランが出ていない日は実施しておりませんのでご注意ください。
 

まとめ

上越出身の私にとって、魚津の風景や文化は新鮮な発見の連続でした。
でも、その中に「どこか懐かしさ」や「人の温かさ」も感じられました。
自然と人がつながるまち、魚津。
金太郎温泉での滞在に、ちょっとだけ観光という“やさしい旅”を加えてみてはいかがでしょうか?

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