- 2021.10.06
- スタッフブログ
【黒部市生地の旅・中編】遊歩百選「清水の里」を散策
前回の記事はこちら↓↓
【黒部市生地の旅・前編】お食事も!お土産も!魚の駅「生地」
お腹がいっぱいになったところで、次は生地をお散歩です(^^♪
魚の駅「生地」のすぐ裏がなんと港!
今回はここをスタート地にして、40分ほどの「みなと散策コース」を歩きました。
急きょ行ってきたので社服にヒールでしたが大丈夫でした(笑)
とってもいいお天気!
波風も気持ちよく、思わずテンションがあがってしまいます。
生地散策、スタートです!!
黒部漁港の水路沿いを歩く事5分ほど。
さっそく第1地点が見えてきました。
海底地下道です!
水路となった部分の海底に海底地下道人道が通っています。
車道に併設されたものではなく、海底の専用歩道は全国的にも珍しいのではないでしょうか。
なが~い階段を降りていきます。
昭和57年に作られたもので、壁面には地元の子供たちによる絵が描かれています。
ひんやりと涼しく、夏場でも涼めるスポットかもしれません。
段数が多いのと、夜だとちょっと怖そうなのだけお気を付けください!
またなが~い階段をのぼって、水路沿いを進みます。
すこし住宅街に入ってみると第2地点を発見!
清水庵の清水です!
松尾芭蕉が越中巡遊の際、「清水庵」となづけられたという言い伝えがあります。
湧出量は生地で最も多く、1分間に600リットルだそうです!
ここで清水って何?という方に清水のご説明をいたします。
清水(しょうず)
北アルプスの山々から流れ下る黒部川の水は地下水となり、
生地のあちこちで清らかな湧き水となって地表に出てきます。
この湧水のことを「清水(しょうず)」と呼び、生地の人々は昔から飲み水、炊事、洗濯などに利用してきました。2007年の富山県の調査によると、黒部市で約750か所の自噴井戸が確認され、
いたるところで水が湧いているといっても過言ではありません。
生地地区には全部で20か所の湧水スポットがあり、湧出量や水質、味わいがそれぞれに異なります。
水温は1年を通じてほぼ11℃前後で、適度なミネラルを含んだ「おいしい水」として親しまれています。(黒部観光ガイドより抜粋)
このような清水が生地では町のいたるところにあります。
自宅にあるようなものも見かけました。
「清水の里」と言われるだけありますね。
少し涼んでから、また水路の方へ戻るように歩きます。
するとすぐ第3地点が見えてきました!
生地中橋です!
なんとこちら、日本発の旋回橋なんです。
昭和初期に黒部漁港拡張のため動力昇降式可動橋になりました。
その後、橋の片側を軸として回転する片持ち式の旋回式可動橋になったのが今の生地中橋です。
いつ橋が動くのかは不定期なので、
橋が動いているのを見れたらとってもラッキーですね(^^♪
橋を渡って、魚の駅「生地」に戻るようにまた水路をたどります。
ここでまた住宅街に入るように道に逸れていきます。
しばらく道なりに歩くと、また町中に清水が!
弘法の清水です!
昔、弘法大師様が生地にいらっしゃった時に、錫杖で突かれると
清水が湧き出すようになったという言い伝えがあります。
湧出量は先ほど紹介した「清水庵の清水」につぐ2番目の多さです。
こちらは建物の中にあって面白いですね~。
これで最後に魚の駅「生地」に戻って散策は終わりです。
ヒールで歩きましたが、そんなに距離はなかったので疲れませんでした。
ほどよい運動と観光ができて大満足の40分でした♪
清水巡りの散策マップは魚の駅「生地」にも置いてあります。
分かりやすいイラスト付きでおすすめです。
是非マップを手に取って生地を歩いてみてください!
次回はついに黒部市生地の旅・後編!
黒部の海沿いにある隠れ家的なお店をご紹介いたします(^▽^)/